大池寺 [津津浦浦]
この蓬莱庭園は、小堀遠州の作として伝えられているサツキの大刈り込み鑑賞式枯山水庭園です。
住職に案内され、のほほ~んと部屋に入るや、僕の眼球から得られる全ての情報に圧倒されました。
絶句してしまいました。
「庭」というものに、これほどの衝撃を受けたのは初めてのことです。
僕の体内でずっと仮死状態だった神経細胞に、激しく10アンペアの電流が走ったことは言うまでもありません。
「シナプスちゃん、、、負荷を掛けてごめんねぇ。。。」
画角を変えて。
おおざわ [赤裸裸]
仏像。
てんぷら屋の女将さんが彫られました。
お店の名前は、「お座敷てんぷら おおざわ」といいます。
京都の中でも最も京都らしい場所、祇園白川にお店を構えられています。
春は桜、夏は白川の流れと、四季折々美しさが留まることを忘れたかのようです。
てんぷらの味といい、目に映る情景といい、とても素敵なお店です。
散策 ~2006秋~ [津津浦浦]
清水寺。
ラーメン博士と南座前で待ち合わせ、京都東山界隈を徒歩で散策する。
南座前→建仁寺→六波羅蜜寺→ラーメン藤→清水寺→八坂の塔→大谷祖廟→八坂神社→知恩院→古川町商店街→白川→辰巳稲荷→レストラン菊水→ラーメン高倉ニ条→南座前
7時間、歩きまくった。
八坂の塔。
八坂の塔。
僕は長年京都に住んでいるが、意外にもこの八坂の塔を見たのは初めてだった。
お気に入りの場所になった。
知恩院。緑、赤、黄が目に眩しかった。
東山三条付近を流れる白川。
南座。
歳末の風物詩、「吉例顔見世興行」。
レストラン菊水の窓際の席に座れば、この写真くらいによく見れた。
このレストランもお気に入りになった。
今回の散策で「ラーメン藤」と「高倉二条」というラーメン屋さんに行った。
「ラーメン藤」は昔からある有名店。
今回行ったのは五条川端東入ル北側にあるお店。
一度、行っておかなければと常々考えており、ようやく行くこととなった。
オーソドックスな旨さ。第一旭っぽい旨さだった。
「高倉二条」は最近できたお店で人気急上昇中。
場所はそのままズバリ!高倉二条。
スープは珍しい豚骨魚介。
特筆すべきは麺で、一見そばのようであり、コシがあり大変旨かった!
当然の如く、お気に入りに追加。
以前のラーメン博士との散策同様、たくさんのお気に入りができ、とっても満足!
やはり、歩くスピードでなければ、いろんな物が見えないと再確認した一日だった。
情熱大陸 [ドキドキ]
「情熱大陸」 さつまいも ~盆栽として生きる~(第一夜)
徳島県産さつまいも
本ブログにおいて、三度目の盆栽プロジェクト始動!
過去二度の挑戦は、情熱虚しく、玉砕。
満を持して、今ここに、最後の火蓋が切って落とされた。
さつまいも動画(音声付き)
ジャポニズム [赤裸裸]
俵屋宗達作、国宝『風神雷神図屏風』の中の風神。
この絵は、僕が12歳の時、美術の時間に模写したもの。
画用紙に水彩絵具で描いており、現在は額縁に入れて家の廊下に飾っている。
今回は額縁から取り出し、スキャンしてPCに取り込み、ブログにアップした。
僕は、日本的なものが好きだ。
西洋化イコール近代化だとも全く思わない。
今、モニタに向かいながら、日本的なもので好きなものを即興で挙げるとすると、
盆栽、日本庭園、城郭、祭り、社寺仏閣、御朱印、仏壇、曼荼羅、風呂敷、蚊取り線香、花火、織物、扇子、根付、印伝、下駄、雪駄、銭湯、風鈴、炬燵、七輪、寄木細工、花札、抹茶、和菓子、蕎麦、うどん、日清カップヌードル、寿司、刺身、てんぷら、、、
料理に及ぶと収拾がつかなくなる。
例えば、外人と話をする時を想像する。
まずは、自己紹介。
名前、年齢、住んでいる所、趣味、好きな女の子のタイプ、等々。
そして、間違いなく自分の住んでいる国の紹介になる。
高校生の時、英検2級を受け、面接に進むことになったので、京都市は岡崎にある常盤湯という銭湯にたびたび出向き、外人を見つけては見境なしに喋りかけていた。今は知らないが、当時の常盤湯には外人がたくさんいた。ほとんどが英語講師。
ウェアーユーフロム?
片言の英語で精一杯の意思疎通を図り、その後はいつも「日本」についての質問に遭う。
その時、出会った外人は皆、銭湯の鏡に書かれている広告の表意文字である漢字に興味があるらしかった。
「宮川大工店」→宮→palace→川→river→大工→carpenter→店→shopてな具合に説明。
その時、「palace」について、とても深く突っ込んでくる毛唐がいた。
どうやら、近所にある京都御所について質問している様子。
しかし僕は、エンペラーが昔住んでいたところ、ぐらいの説明しかできなく、日本のエンペラーって何?とか、その存在意義は?とか言われるとシドロモドロ。
やはり、国際社会においては、語学力も当然ながら「日本」にも長けている必要性があるということを痛感。
日本史を履修していればよかったとも思った。
僕の高校はきちんと、学習指導要綱に則った必修科目を補ってくれていたのだろうか?
くさつ夢風車 [津津浦浦]
滋賀県は烏丸半島にある「くさつ夢風車」。
烏丸半島というと、お気に入りの琵琶湖博物館に行ったり、スポーニング(産卵)時のバス釣りでよく行っていたところですが、最近はだいぶご無沙汰をしていました。
久しぶりに行ってみると、巨大な風力発電機ができており、驚愕!!!
すぐさま車を停め、その巨体に恐る恐る近づいていくと、、、
なんとぉ~!
真下まで行けてしまいます!
つまり、巨大な扇風機の羽根の真下に入り、巨大な胴体にもタッチできてしまいます!
カンド~!
今後の予報です。
一日中、蒸し暑い巨大フェチの聖地になるでしょう。
なお、夜半過ぎには、湿気を伴った全裸の人が出没します。
時々、胴体に抱きついているかもしれませんので、ご注意ください。
建部大社 [津津浦浦]
建部大社でいただいた御朱印。なんともヘタクソ!
近江国一ノ宮である建部大社に行ってきた。
到着してみると、格式高く立派な神社という印象。
しかし、上掲のようにヘタクソでガッカリ。。。
僕の大切な御朱印帳に落書きをされたようで失望。
数えてみると今までに25個の御朱印をいただいている。
今回の御朱印がダントツの第一位でヘタクソ。
ヘタクソ第二位は京都の清明神社。
建部大社では書き手の顔は見れなかったが、清明神社では巫女姿の女子高生のアルバイトみたいな人に書かれてしまった。
まぁ、いくら愚痴ったところで、こればっかりはタイミング。
ちなみに上手な方に書いていただくと↓のようになるらしい。
参照→玄松子の記憶(http://www.genbu.net/)
建部大社神門。
拝殿と立派な杉の木。
そういう僕は、人のことを全く言えないくらい字を書くのはヘタクソです。
ですが、カクのは上手です。
ある意味、巫女姿の女子高生にカカせたのはいいおもひでなのかも。。。
清明神社の御朱印を嗅いでみる。
うー
東本願寺 [津津浦浦]
東本願寺から京都タワーを望む。
ラーメン博士と京都駅から四条河原町界隈までを時間を掛けて、ブラブラ歩いた。
途中、東本願寺に寄り、五条大宮にある五香湯という銭湯に入り、四条河原町にあるビアホールで大ジョッキを2杯ずつ飲み、その後、烏丸松原にあるおでんの屋台で締めくくるという、超スローな一日を堪能。
東本願寺東側。
東本願寺北側。
カメラを持って、ブラブラ歩くと、街は被写体であふれていることに気付いた。
たかばし王座決定戦 [ドキドキ]
京都駅近くのたかばしには、「第一旭」と「新福菜館」が隣り合わせで存在する。
両方とも京都を代表するラーメン屋の本店。
大雑把に言って、僕はアッサリ系とコッテリ系なら、今のところコッテリ系が好きなので、この二つのラーメン屋に対する特別な感慨というものはなかった。
共にアッサリ系なので、まぁ普通に美味しいかな、という程度だった。
しかし!
現実としてこの二つのラーメン屋は社会的にも評価されており、それを自分が認識できていないことに葛藤を覚え、その価値を認識できるまでは通いつめようと決心し、そして最終的には、自分の中でどっちが旨いのかという結論を導き出すため、「たかばし王座決定戦」を決行するに至る。
それは、まず「第一旭」に行き、次の日「新福菜館」に行くという気も遠くなるような壮大な計画!
第一旭本店。
開催に先立ち、ラーメン博士から奥義を伝授される。
第一旭用奥義(ラーメン博士からのメールを引用)
「第一旭では、白・麺固め・ネギ多めを注文する。白とは、チャーシューの脂身の事。ここで、白を食べないのがポイント!あくまで、白はスープを濃くするために頼むだけ。ネギ多めにするとモヤシの量は少なくなる。俺はモヤシはそんなにいらなく、ネギが欲しいので、ネギ多めだけにしてる。モヤシもネギも多くしたいなら、ネギ・モヤシ多めで。」
ラーメン博士から賜った第一旭用奥義を懐に、いざ入店。
いきなり「白」というメニューがないことに気付く。オロオロ
麺固め、ネギ多め、小ライスと注文したところで、恐る恐る店員に「白」って注文できますか?と発声。
真っ白でええの?という反応。
うん、と僕は発声。
しかし、出てきたラーメンに驚愕!
なぜなら、入っている四枚のチャーシューが全部真っ白な脂身だったから。
思わず、未熟な僕は、普通のチューシューも追加してください!と黄色く発声。
つまり、僕は普通のチャーシューも当然に入っているのだが、「白」も追加されているものだと思っていた。
メニューにはないが、この店のチャーシューは脂身の割合で、「白」「普通」「赤」とあり、客の好みを伝えることができると今回初めて知った。
これからは、「白」半分「普通」半分にしようと思った。
ラーメン博士はスープを濃厚にするためにだけ、チャーシュー全てを「白」で注文する。すなわち、普通のチャーシューは一つも入っていないということになる。そして、ラーメンが出てきた時に、「白」を麺の下に潜り込ませ、最終的に「白」は全て残す。
何とも潔い。
自分の黄色い発声を思い返し、相当なツワモノだと感じた。
さすがはラーメン博士、感服感服でございます。
今までで一番、第一旭のラーメンを美味しく食べることができた。
ポイントは「白」に尽きる。
見た目はアッサリしたラーメンが、口に運ぶや否やコッテリに化けていた。
新福菜館本店。写真左の黄色いテントが第一旭本店。
新福菜館用奥義(ラーメン博士からのメールを引用)
「新福菜館では、炒飯小にラーメン小、そして、麺固め生卵入りにすべし。どっちも小にするんが適量や。生卵は、最後まで崩さないように食べる。スープに卵を溶かさない。そして、麺を全部食べた最後に混ぜてスープを頂く。炒飯をわざと並にして、食べられなかった分を折り詰めにしてもらい、お土産にするんも作戦ですわ!」
新福菜館用奥義継承者という重責を担い、いざ入店。
と思いきや!ラーメン博士とバッタリ遭遇!
重責から開放される。
炒飯並とラーメン小、麺固め生卵入りを注文。
炒飯並は、ラーメン博士と仲良く半分ずつ食べることに。
毎度のことながら、やはり炒飯は旨かった。
ラーメンもいつもと同じ感触ながら、たかばし王座決定戦ということもあり、味覚を敏感にさせて食べると、お子様である僕には、麺にいささかの太さを感じ、スープの味に大人っぽさを感じた。
しかし、奥義による生卵入りという手段を選択した結果、食べ終わった後、いつもとは違うマイルドな奥深さを感じ、僕の味覚は楽しんだ。
そして、ついにその時が来た!
たかばし王座決定戦、結果発表!!!
第一旭にて「並、麺固め、ネギ多め、白半分普通半分、小ライス」と注文するべし!
それでも満腹にならない時は、新福菜館にて、炒飯をむさぼるべし!
ラーメン博士に感謝の念を持って、たかばし王座決定戦に幕を引きたいと思います。
長く拙い文章を最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
貴殿の味覚に資すれば、幸いです。
カップヌードル(シーフード味)が大好きなラーメン修士より。