弥生時代 [ドキドキ]
今朝、起きると僕は弥生人になっていた。
昨日までは、間違いなく縄文人だったはずだ。
「狩猟大好き!農耕大嫌い!」だったはずだ。
それが今朝から、「狩猟大好き!農耕も大好き!」になっていた。
でぇ、早速、種を買いに行った。
花屋で種を吟味しているとき、当初から僕は、トマトとナスとカボチャの種を握り締めていた。
これ以外にも何か美味しそうな野菜の種はないかなぁ~と、しばらく吟味していた。
すると店員が近づいてきて、「どういった種をお探しですか?」と聞いてきた。
僕はとっさに「美味しそうなのが欲しいのです。」と答えようかと思ったが、自重した。
なぜなら、美味しさ基準で野菜を選ぶのは八百屋での話であって、花屋において美味しさ基準で選んでいると「花」で笑われかねないと判断したからだ。
でぇ、今度は「弥生人になったばかりで自信がないので、簡単に育てられる野菜が欲しいのです。」と答えようかと思ったが、またもや自重した。
なぜなら、出会ったばかりの人にいきなり白痴扱いされかねないと判断したからだ。
でぇ、結局「どんな種がいいですかねぇ?」と質問し返してみた。
その間、3秒程。
僕の沈黙の3秒に合点がいったように、店員は「こんなのが簡単でいいですよぉ~」と、小松菜とアルファルファの種を僕にしっかりと持たせた。
ずっと握り締めていた僕のトマトとナスとカボチャの種は、かつてそれらが並んでいた棚に、親切な店員によって戻されることとなった。
小松菜。なんの面白みもない写真で恐縮です。
アルファルファ。カイワレ大根みたいな野菜です。学研のおまけではありません。
僕の弥生時代は果たしていつまで続くのだろうか?
問題は、農耕好きがいつまで続くかやねえ。
タクミンの弥生時代は明日くらいで終焉とちゃうかなあ?!
by ヒロポン (2006-06-29 13:25)