伏見港 [津津浦浦]
十石舟の出発地点。柳並木が叙情的。川岸は遊歩道として整備されている。
ラーメン博士と伏見の十石舟に搭乗いたしました!(ラーメン博士、初搭乗!初登場!)
十石舟は宇治川のバイパスである宇治川派流にて運行されています。
運行コースは、月桂冠大蔵記念館の裏を出発して、寺田屋を一瞥し、琵琶湖疏水や高瀬川との合流地点を通過し、伏見港で一時下船し、三栖閘門の展望台に登り、三栖閘門資料館を見学し、また十石舟に乗船して戻ってくるというものです。
往復約45分、黄桜カップ酒付き。(黄桜はカッパ酒なのか!?)
この日の電車代:520円
十石舟乗船料:1000円
この素敵な思い出:priceless
寺田屋の少し南の辺り。
前から、プールやテニスコートのある伏見港公園が存在することは知っていました。
実際に、利用したこともあります。
けれど、一つ腑に落ちないことがありました。
それは、伏見は海に面していません。
なのに、なんで伏見港?と思っていました。
しかし、本日をもって「伏見港」です!
僕自身、船頭さんの説明でアッサリと納得したのです。
つまり、伏見港という地名は明明白白なことだったのです。
そこは、間違いなく伏見「港」なのでつ!!!
なぜなら、当時の伏見港は河川交通の要衝でした。
伏見港から、淀川経由で大阪へ!
木津川経由で奈良へ!
高瀬川経由で木屋町二条へ!
琵琶湖疏水経由で大津港へ!そして雄琴港へ!
酒蔵を臨み、十石舟は川面を滑る。季節の移ろいを乗せて。
凛として重厚な三栖閘門。
「閘門(コウモン)」
…①船舶を、高低差の大きな水面で昇降させる装置。(広辞苑)
…②雲古を、高低差を有する水面に降下させる装置。(好痔苑)
宇治川と宇治川派流を往来する船は、この三栖閘門でそれぞれの水位の差を修正します。
京都伏見に、ご存知!パナマ運河があったとは。。。
灯台もと暗し。
恐れ入りましたm(_ _)m
京都に、伏見があってよかった。
お金で買えない価値がある。
買えるものは借金で。
十石舟の出発地点→http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F55%2F30.92&lon=135%2F45%2F51.538&layer=1&sc=3&ac=26109&size=s&pointer=on&mode=map
その航空写真→http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F55%2F30.92&lon=135%2F45%2F51.538&layer=1&ac=26109&mode=aero&size=s&pointer=on&sc=3
伏見港の場所→http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F55%2F18.654&lon=135%2F45%2F31.892&layer=1&sc=3&ac=26109&size=s&pointer=on&mode=map
その航空写真→http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F55%2F18.654&lon=135%2F45%2F31.892&layer=1&sc=3&ac=26109&size=s&pointer=on&mode=aero
「ぶらり途中下車の旅」みたいな文面で、読みながら笑わしてもらったわ。
しかし、ほんまにpricelesでしたなあ。
うまく写真もとれてて、あの気持ちよさが思い出される。
互いに、船上で蚊にさされたことを除いて?!
船頭さんに、昔は、米を船に積んで、大阪から引っ張って京都まで来たと聞いて脱帽しました。
考えられん!
by ラーメン博士 (2006-09-22 10:12)
清清しい気分と裏腹に、かゆかったですねぇ~。
黄昏時の水辺と蚊はセットなんですねぇ~。
刺されたところを触ってみると、まだかゆさが残ってます!
by takumi (2006-09-22 16:59)
水辺の景色ステキです。「高瀬舟」を思い起こさせてくださいました。
by みほ (2006-09-23 08:56)