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テッポウエビ [赤裸裸]

昨日に引き続き、水槽の模様替えの件。

今回、どうして模様替えをしようと思ったかと言うと、それはテッポウエビさんを撤去するためなのです。テッポウエビさんはものすごく臆病でいつもライブロックの下に潜んでいて目に触れる機会はほとんどありません。全てのライブロックを水槽から出さないことには撤去不可能なのでありんす。こんなテッポウエビさんですが水槽立ち上げ時からずっといる仲良しタンクメイトさんです。購入したライブロックに隠れていて、家に持って帰って発見した時はめっちゃ喜びました!ですが、コマッタちゃんの一面を持っています。。。

まず、穴を掘る。←ライブロックが不安定になる。
夜な夜な自慢のハサミで岩をパチッパチッ!と殴る。←僕が眠れない。
タツノオトシゴちゃんをその穴に引きずり込んでムシャムシャ食べる。←黙祷。

余談ですが、お寿司のネタになるシャコいるでしょ?あのシャコにも観賞価値の高いものすごく綺麗なやつがいるんですが、あいつも岩をパチッパチッ!と殴ります(通称:シャコパンチ)。でも岩をパンチしているうちはいいのですが、ガラスを殴ると割れる恐れもあるほどすごいパンチなのです。僕のガラス水槽は厚さ8ミリですが割れることもあるそうです。

そんなこんなでテッポウエビさんを撤去。

今は小さい水槽に隔離中。今度海に行くのでその時自然に戻します。ってゆーか、海にほかしに行きます。脳を麻痺させて水洗便所に流してしまおうかと悩みました。けれど長い間、僕の目を楽しませてくれた仲良しテッポウエビさんなので日本海に行く時に海に返すことにしました。

でも。。。
日本海にテッポウエビが生息しているかどうかは頭を麻痺させております。


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珊瑚の楽しみ方 [赤裸裸]

今日は僕なりの珊瑚の楽しみ方。

2004年5月17日から水槽を立ち上げ、いろいろな珊瑚を買っては死なせ買っては死なせしてきたところからの感想。

やはり、購入時点での動機はやはり美しいからっていう理由だが、もうすぐ珊瑚歴1年を迎える今となっては水槽の中で「成長する」あるいは「死なない」というのが重要な要素に加わっている。

ミドリイシ、ハナヤサイサンゴ等々、飼育するのが難しく設備投資もかかる珊瑚もかなり高いレベルの水槽では成長可能であるし死なない。
けれど、僕の水槽レベルで考えるとスターポリプ、ウミキノコなら絶対死なせないし、成長させることもできると自負している。

写真の説明。

ソフトボールくらいの大きさのライブロックにシャコ貝が穴をあけ入っていたのを購入。しばらくしてシャコ貝(二枚貝)が全く開かないことに気づき取り出してみるとなんと貝の中身はもぬけの殻。ガビ~ン!溶けてなくなっちゃった。
ってことでそのライブロックのみ水槽の中にレイアウト。(ライブロックというのはすごく高価なものなのです。しかも珊瑚並みに輸入の規制もあります。「生きた岩」だから。相場は1キロ1800円~2500円くらい。)

でぇ、そのシャコ貝があけた穴にスターポリプを入れておくと、どんどん、どんどん成長して行き、肉をライブロックにまで伸ばし、そこに固定してしまいました。今ではライブロック全体を覆いつくしてしまいそうな勢い。
このスターポリプは写真左の芝生みたいな珊瑚です。

でぇ、今度は水槽の別の場所にてウミキノコがどんどん大きくなってきたので株分け。直径15センチくらいのシイタケみたいになってました。それを水槽から取り出しカッターナイフで半分に裁断。傘の部分も軸の部分もちょうど半分になるように上から下に裁断。このうち一つをスターポリプが居座ってるライブロックに釣り糸にて固定。残りの一つをユタカ君にあげる。
でぇ、2週間ほどでライブロックに固定したので釣り糸を抜き取り完成。
このウミキノコは写真右の半円状のシイタケみたいな珊瑚です。

実はこのスターポリプもウミキノコも水槽立ち上げ時にライブコーラル・カイナッツォていうお店の店長にいただいた代物。僕にしてみれば無料でもらった珊瑚だけれどこの2つの珊瑚が一番好きです。それは僕の水槽で成長し手を加える余地のあった珊瑚だから。

僕は「綺麗」という価値観も重視するけれども、やはり「水槽で成長する」という価値観の方をより重視したい。


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マルちゃんはなぜマルちゃんであるのか。そしてそこから思うこと。 [赤裸裸]

昨日のブログに登場のマルちゃんことオオバナ(マルチ)の解説。
そもそも珊瑚においてマルチというのは色が2色以上入っていることを指す。
当然、1色より2色、2色より3色、3色より4色というふうに値段は乗数的に高くなる。僕のマルちゃん(3色)で1万円ほどだった。
最近特にオオバナのマルチは市場にあまり出回っていない。オオバナ(マルチ)はそのほとんどが高知沖で採取される。さらにいつもそれを一人で採取していたおじいさんが先日亡くなられたそうだ。つまりオオバナ(マルチ)の高知沖の漁場を知っている人がいなくなったというのがその理由。

誰が生産したものであるとか、加工したものであるとか、どういった流通経路で市場に流れてきたかとかを、近年ではあまり気にしない風潮にあると思う。少なくとも僕自身はそうである。

消費者の目に見えるものは値段であり外観であるというのは今も昔も変わらないことではあるが、昔は舶来物とか長野県産のレタスとかいった具合に目では見えないものをより深く意識していたと思う。それはおそらく生産技術が偏っていたからだと思う。これはここ、これはここという感じでそこでしか作りえなかったから。

今は日本国内のみならず、世界的にも生産技術の均一化がはかられてる。なのでバーバリーが別にイギリスで作られていようが日本で作られていようが値段が高くて見た目がよければそれでオッケーなのである。ユニクロが日本で作られていようが中国で作られていようが安くて見た目がよければそれでオッケーなのである。レタスが長野県で作られていようがカナダで作られていようが安くて美味しければオッケーなのである。牛肉が日本で生産されていようがアメリカで生産されていようが安くて美味しければ狂牛病なんのそのでオッケーなのである。

今は高級ブランド志向でブランドショップは不況どこ吹く風で利益を生んでいるが、ある意味昔の方が値段に関係なく広くブランド志向だったのである。そうならざるを得なかったのである。

前述のようにこういった事象を簡略化して「今」と「昔」という時間軸で捉えていた。しかし正確には「今」というのは広く成熟した市場を持つ商品ということになる。「昔」というのは小さい未成熟の市場における商品ということになる。言い換えれば、生産技術が広く均一化する前の段階にある商品ということになる。

あらためて自分の購買行動を思い返してみると大好きなタバコを買う時でさえ、いちいち商品の裏側にある目では見えないものに対して思いを馳せることもない。ほとんど今風の買い物で終わっている。

けれど、海水魚を買うときは明らかに昔風の買い物をしている。

「不器用な男ですから」(高倉健)


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僕の部屋 [赤裸裸]

今日は僕の部屋を少し公開。
やはり部屋で一番に目を引くのは水槽。
水槽の明かりは18時から2時までの8時間点灯。
明かりをつけてやることによって珊瑚が触手を出すので観賞的には明かりがついている方がよい。
なので、点灯時間は普通に僕が家に帰ってから寝るまでの時間にほぼ合致するように設定してある。
水槽的にはこの時間帯が太陽が昇っている時間ということになるので、この点灯時間設定は自然の摂理には反している。あくまでも僕の自己都合。

「朕は国家なり。」(太陽王ルイ14世)

なので本来明るいはずの日中は部屋を暗くしておかないといけない。

海水魚飼育というのは結局の所、海を再現してやるということに他ならない。
海に比べるととてつもなく小さい水槽で海を再現するということになる。難しい。
太陽がメタルハライドランプで、波が水中ポンプ。極めていくと太陽を動かし、かつ日の出、日没といった環境を作り、波も向きを変え、かつ強弱をつける。大変なことである。

本物の海で海水魚を飼いたいと思いました。


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